
- 著者:Ahmed Shareek
オーダーメイドリングのご依頼の進め方|サファイアのルースから完成まで、どこで引き返せなくなるか
- 著者:Ahmed Shareek
サファイアを買うこと自体がはじめてでしたら、まずサファイア購入完全ガイドからお読みください。色・産地・加熱処理・価格の決まり方を、一本につなげて解説しています。
石はもうお決まりかもしれません。スリランカ産の非加熱のブルーをクッションカットで、あるいは光の向きで緑に寄ったり青に寄ったりするティールのオーバルを、あるいは温かみのあるピーチを。石はお手元にあるか、向かっている途中で、つぎの問いはひとつです。この石を、どうやって指輪にするのか。
オーダーメイドというのは、先に枠を作っておいて、たまたま収まる石を後から入れるのではなく、お手元のその石の寸法に合わせて枠を設計し、仕様を決めてから作らせることです。順番が逆になっているだけに見えて、決め方も、費用の見え方も、途中で引き返せる範囲も変わります。
このページは、ルースの石から完成した指輪までを、日本の買い手の立場から順に追います。工房の決め方、地金の決め方、見え方と着け心地に効く設計上の判断、期間の目安、枠の費用が何で決まるか、そして当店に同じご注文のなかで手配をお任せいただく場合の進め方。あわせて、日本法でこの取引がどういう契約にあたるのか——民法でいう請負です——と、通信販売の返品がどう扱われるかも扱います。そこが、このページでいちばん長い節になります。
一つめ。当店は「手配します」と書き、「製作します」とは書きません。当店はルースのサファイアを販売する店で、宝飾の工房を自社で持っていません。枠の製作と石留めは、提携する工房に依頼します。ですからこのページでは「当店が手配します」「提携工房に依頼します」とだけ書き、「自社で製作します」とは書きません。これは言葉のあやではなく、お客様が結ぶ契約の相手と中身が変わる話です。理由は本文の請負の節で書きます。
二つめ。このページには、石の値段も枠の制作費も、どの通貨でも書いていません。金額を伏せているのではなく、設計が決まるまで金額が決まらないからです。枠の費用は、地金の種類と使う量、石の寸法、メレを使うかどうか、彫りや細工の手数、そして鋳造で作るか手作りで起こすかで動きます。相場表のかたちで書けば、読んだ方は「このくらい」という数字を持って相談に来られることになり、その数字には裏づけがありません。景品表示法のもとで当店が何を書けて何を書けないかは、費用の節でまとめて扱います。
三つめ。工房一般について、当店は何も申し上げません。どの工房が持ち込み石を受けるか、受けた場合の工賃がいくらか、どこが混んでいるか。当店は日本国内の工房で作業をしておらず、そういう調べをした記録も持っていません。持っていないことを書けば、それこそ裏づけのない表示になります。ですから工房についての部分は、すべて「お尋ねになるとよいこと」のかたちで書いてあります。答えは工房ごとに違いますし、違っていて当然です。
先に決着をつけておく一点。オーダーメイドの指輪は、お客様の仕様に合わせて作るものです。当店の返品方針は、特注品・受注生産品(個別対応またはお客様仕様で製作する品物)を返品の対象外としています。当店の利用規約は、これに加えて、受諾された注文は取消しも変更もできないとしています。ですから分かれ目は設計の承認です。その手前までは、変更しても何もかかりません。注文が受諾されたあとは、その指輪はお客様のために作られている最中であり、気が変わったという理由でお戻しいただくことはできません。これを小さな字ではなく最初に書いているのは、ここが、指輪を注文することと、できあがっている指輪を買うことの、いちばん大きな違いだからです。日本の通信販売でこの一文がどう効くのかは、返品の節で特定商取引法とあわせて扱います。
ここまでお読みでしたら、理由はおおよそお分かりかと思います。まだ迷っていらっしゃる方のために、三つだけ書いておきます。
石そのものを見て選べます。枠付きで売られている指輪では、サファイアはすでに留まっています。パビリオン(石の下半分)を覗くことも、中央に光が抜けたウィンドウがないか確かめることも、金属の影響を外して色を見ることもできません。ルースで買うというのは、色・カット・透明度・処理の状態を、枠が足し引きする前の状態で見るということです。
予算の配分をご自身で決められます。石と枠を別々に買えば、どちらにいくら充てるかをご自身で決められます。枠付きの指輪では、その配分は、お客様がご覧になる前にすでに決まっています。石のほうが大事だとお考えなら、石に寄せて、枠は簡素にするという決め方ができます。
枠が石に合わせます。逆ではありません。サファイアは一石ごとに寸法も輪郭も色味も違います。既成の枠は、たいてい、ある重量のラウンドブリリアントのダイヤモンドが収まることを前提に寸法が決まっています。オーダーの枠は、その石の実測寸法から設計しますので、爪が輪郭の正しい位置に来ますし、全体の釣り合いも、地金の色と石の色の関係も、その石を前提に決められます。
この比較そのものについてはルースサファイアと枠付きのリングで詳しく扱っています。どちらが優れているという話ではありません。できあがった指輪をそのままお求めになる方はたくさんいらっしゃいますし、それはまったくまっとうな買い方です。変わるのは、決める順番と、決められる範囲です。
まだサファイアをお選びでなければ、石からです。地金も、留め方も、全体の釣り合いも、枠にかける予算も、すべて石のあとに来ます。
決めることは四つです。

色。いちばん大きく効きます。ブルーが定番で、ティール、ピンク、ピーチは当店が比較的よく扱う選択肢です。色の選択は、どの地金が合うかにそのままつながります(ステップ3)。色を並べて見比べるにはサファイアのカラーチャートをご覧ください。
形。婚約指輪ではオーバルとクッションが多く、ラウンドは光の返りを最大にし、エメラルドカットは面で見せ、ペアシェイプは輪郭そのものが特徴になります。形は、どの留め方が成立するかを決めます。婚約指輪に向くサファイアのカットの選び方もあわせてご覧ください。
大きさ。カラットは重さの単位であって、幅の単位ではありません。そしてサファイアはダイヤモンドより比重が大きいので、同じ1カラットでも、上から見たときの面はサファイアのほうがわずかに小さくなります。カラットではなくミリメートルで比べてください。なお、このあとのステップ3に「地金は何Kにするか」という節がありますが、そちらで扱う数字は地金の品位で、ここでいう石の重さとはまったく別のものです。日本語では「カラット」と「K(金)」が別の語になっていますので、英語ほど紛らわしくはありませんが、念のため書いておきます。くわしくは婚約指輪に向くサファイアの大きさをご覧ください。
処理。加熱処理を受けているか、非加熱か。どちらもまっとうな石です。当店が掲載しているサファイアの多くは非加熱で、処理の状態は一石ごとに商品ページに記載しています。ここで一つ、混同されやすいところを書いておきます。「非加熱」と「無処理」は同じ意味ではありません。「非加熱」は加熱についてだけの記述で、それ以外については何も述べていません。加熱されていない石が、加熱以外の処理を受けていることはあり得ます。ですからこの二語は入れ替えて使えません。くわしくは非加熱サファイアとは何かをご覧ください。
石からお決めになる場合は、当店のルース一覧をご覧ください。
石が決まったら、設計して作る相手が要ります。道は三つあります。以下は三つの道の説明であって、順位ではありません。どれが向いているかは、お住まいの場所、お急ぎかどうか、対面で進めたいか、そして窓口をいくつ持ちたいかで変わります。
お近くの宝飾店や工房がオーダーの仕事を受けている場合、利点がいくつかあります。対面で話せること、ワックス(原型)を実際に指に通して見られること、仕上がったあとも同じ相手に点検や修理を頼めること。これが大きな利点です。色石の仕事の例を見せていただき、色石の経験について率直にお尋ねください。ルースの色石を留める作業には、ダイヤモンドとは別の条件があります。爪をどこに置くか、どれだけの力で寄せるか、石の実測寸法どおりに座(石を受ける段)を切れるか。これは誰に対しても正当な質問で、当店に対しても同じです。
お尋ねになるとよいこと。以下は当店の主張ではなく、質問の並びです。答えは工房ごとに違いますし、違っていて当然です。
ルースのサファイアを留めた仕事はありますか。実例を見せていただけますか。
お預かりのあいだ、石に保険はかかりますか。補償の範囲と上限はどこまでですか。
設計はCADですか、手で起こしますか、それとも両方ですか。
オーダーの指輪で、ふだんどのくらいの期間がかかりますか。
作業中に石が破損した場合の取り決めは、どうなっていますか。
日本で持ち込み石をお願いする場合に、これに加えて確かめておくとよいことは、後半の日本で指輪にするときの実務の節に九項目まとめてあります。預かり証、実測の記録、サイズ直しの余地など、あとから「言った・言わない」になりやすいところです。
お客様がお持ちの石を留めることを専門にしているオンラインの業者もあります。石を送り、設計はメール・ビデオ通話・CADのレンダリング画像でやりとりし、完成した指輪が郵送で届く、という流れです。ご希望がはっきりしていて、遠隔のやりとりに抵抗がない方には合う進め方です。石が先方に届いた瞬間から、完成した指輪がお手元に戻るまで、切れ目なく保険がかかっているかを文字で確かめてください。国際郵便が絡む場合は、往路と復路のどちらがどちらの負担と責任になるかも、同じ紙に書いておくほうが安全です。
当店でルースをお求めいただいた場合、同じご注文のなかで枠の製作を手配します。石と指輪で窓口が二つに分かれず、二つの相手のあいだを取り持っていただく必要がありません。別の宝飾店を探していただく必要も、買ったことのない相手に石を送っていただく必要もありません。
はじめに書いたことを、ここでもう一度はっきり書いておきます。当店は宝飾の工房を自社で持っていません。枠の製作と石留めは提携する工房に依頼します。当店が受け持つのは、石の提供と、設計のやりとりと、工程の管理と、仕上がりの確認です。金属を叩く作業そのものは当店の手ではありません。これを曖昧にしておくと、お客様が誰に対してどの責任を問えるのかが曖昧になりますので、先に書いています。

申込みフォームはありません。カートに入れる別商品もありません。入口はメールです。お選びになった石——まだお決まりでなければ、お探しのご希望——と、思い描いていらっしゃる枠のかたち、枠にかけられるご予算、そしてお渡しの期日を書いて、お送りください。当店から設計とお見積りをお返しします。その両方がお手元に揃い、お客様が「進めてください」とおっしゃるまで、注文は立ちませんし、請求も発生しません。
Aで挙げた質問は、そのまま当店にもお尋ねください。とくに二つが重要です。お預かりのあいだ石がどう守られているかと、所有権と危険負担がいつお客様に移るかです。後者について、当店の利用規約は、注文が配送業者に引き渡された時点で所有権と滅失の危険がお客様に移ると定めています。残りも、お決めになる前にお尋ねください。そして当店の答えも、ほかの相手に向けるのと同じ基準で測ってください。
ご相談は jewelry@crescentgems.com までお送りください。これがオーダーのご相談専用の宛先です。一般のお問い合わせ先ではなく、こちらをお使いください。日本語でお書きいただいて差し支えありません。
ここからが、このページで日本の買い手にとっていちばん実用的な部分です。英語版にはない節で、理由は単純です。これは日本の契約法の話だからです。
「指輪を作ってもらう」という取引は、日本の民法では請負にあたります。民法第632条は、請負を、当事者の一方がある仕事の完成を約し、相手方がその仕事の結果に対して報酬を支払うことを約する契約だと定めています。ここで大事なのは「結果に対して」という部分です。請負人が負っているのは、頑張ることではなく、約束した物を完成させることです。
ただし、三つの道のどれを選ぶかで、契約の形は同じではありません。
AとB——お客様がご自分の石を工房に持ち込み、工賃を払って枠を作らせる場合。これは典型的な請負です。石はお客様の所有物のままで、工房に渡すのは、その石を売るためではなく、加工という仕事を頼むためです。
C——当店が石と枠を一つの注文でお届けする場合。こちらは、お客様から見れば完成した物を買う売買の色が濃くなります。当店と提携工房のあいだには請負の関係がありますが、それはお客様の契約ではありません。お客様が当店に対して持つのは、売買に伴う契約不適合責任(民法第562条以下)の請求です。
どちらが有利かという話ではありません。誰に対して、どの根拠で言えるのかが変わるという話です。Aでは工房が相手で請負の規律、Cでは当店が相手で売買の規律。石が工房の作業台で傷ついたとき、話をする相手が違います。
できあがった物が約束どおりでなかったとき、注文者は追完(直すこと・作り直すこと)、報酬の減額、損害賠償、解除を求められます。請負にも売買の規定が準用されます(民法第559条)。ここまでは、ヨーロッパの消費者法ともおおむね似た形です。日本に固有で、しかも持ち込み石のときに直接効くのが、次の二条です。
民法第636条。仕事の目的物の不適合が、注文者の供した材料の性質、または注文者の与えた指図によって生じたときは、注文者は請負人に対して追完も減額も賠償も解除も求められません。ただし、請負人がその材料または指図が不適当であることを知りながら告げなかったときは、この限りではありません。
持ち込み石の場合、材料を供しているのはお客様です。ですから、石そのものに元からあった内包物や、ごく薄い縁の作りが原因で、留めるときに欠けが出たという筋立てになると、第636条の本文のほうに寄っていきます。逆に、工房が「この石はこの留め方には縁が薄すぎます」と分かっていながら黙って進めたのであれば、ただし書のほうに寄ります。つまり争点は「知っていて告げたかどうか」になり、それは記録の問題です。だからこのページは、預けるときと返すときの実測を紙に残すこと、懸念があれば作業の前に文字で出してもらうことを、くり返しお勧めしています。法律が証拠の話に落ちる以上、証拠はお客様の側で用意できます。
民法第637条。目的物の種類または品質に関する不適合について、注文者がその不適合を知った時から1年以内にその旨を請負人に通知しないときは、追完等を請求できなくなります。引渡しから1年ではなく、知った時から1年です。ただし、引渡しの時に請負人が不適合を知っていた場合、または重大な過失によって知らなかった場合には、この期間制限は適用されません(同条第2項)。
ここから出てくる実務上の結論は一つです。受け取ったらその日のうちに、明るいところで見てください。爪の寄り、座の当たり、地金の仕上げ、石の向き。気になるところがあれば、その場で、文字で伝えてください。写真を添えて、日付の残る形で。電話で言って、相手が「見ておきます」と答えた、というのは、半年後には何も残っていません。
これが、日本の買い手にこのページでお伝えできることのなかで、いちばん有用な一条だと当店は考えています。ヨーロッパの消費者法と立て付けがはっきり違うところでもあります。
民法第641条は、こう定めています。請負人が仕事を完成しない間は、注文者は、いつでも損害を賠償して契約の解除をすることができる。
読み方を二つに分けます。
第一に、「いつでも」です。理由は要りません。気が変わった、予算が変わった、結婚の予定が変わった——どれでも構いません。請負人側に落ち度があることも要りません。仕事が完成していない限り、注文者の側から契約を終わらせられます。ヨーロッパの14日間の撤回権は、期間が切られていて、しかもオーダー品には原則として及びません。日本の第641条は、期間が切られていない代わりに、代償が要ります。立て付けが逆だとお考えください。
第二に、「損害を賠償して」です。ここが代償です。ただで抜けられるわけではありません。賠償の中身は、すでに投入された材料費と手間、そして得られたはずの利益のうち相当と認められる部分、というのが通常の考え方です。ですから、同じ「やめます」でも、言う時点によって金額がまったく違います。設計図の段階で言うのと、地金を鋳込んだあとで言うのと、石を留める直前で言うのとでは、取り返せない部分の大きさが違うからです。
実務として言えることは、こうなります。迷いがあるなら、早い段階で言ってください。遅らせても迷いは消えませんが、賠償の額は確実に増えます。そして、第641条が存在することそのものが、「もう始めてしまったので一切やめられません」という説明が、日本の民法の原則ではないことを意味します。
正直に書きます。当店の利用規約は、受諾された注文は取消しも変更もできない、としています。これは当店の規約の文言であり、このページはその規約を書き換える場所ではありません。
一方で、民法第641条は上に書いたとおりです。第641条は任意規定——当事者の合意で変えられる規定——と解されているのが通説ですので、契約でこれと違う定めを置くこと自体は、ただちに無効になるものではありません。
ただし、相手が消費者の場合には、消費者契約法がもう一枚かぶさります。
消費者契約法第10条——民法等の任意規定の適用による場合に比べて消費者の権利を制限し、または義務を加重する条項であって、信義則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、無効とされます。注文者の任意解除権を正面から丸ごと奪う条項が、この条に照らしてどう評価されるかは、契約の全体と事情によります。
消費者契約法第9条第1項第1号——解除に伴う損害賠償額の予定または違約金を定める条項は、同種の契約の解除に伴って事業者に生ずべき平均的な損害の額を超える部分について無効です。つまり、仮にキャンセル料が定められていても、その額が平均的な損害を超えていれば、超えた部分は効きません。
当店はここで、この食い違いに結論を出しません。「お客様のご注文は解除できません」と断定することはしません。それは当店の規約が言っていることよりも強い主張になりますし、個別の事情によっては正しくありません。逆に「民法第641条があるからいつでも解除できます」とも書きません。それは当店の規約が言っていることを無視した主張になります。この二つが食い違っていることは、当店の側で整理すべきことです。規約の見直しが要ることとして、社内に上げています。
そのうえで、お客様の側でできる、いちばん効く手を書いておきます。注文が受諾される前に、取りやめの条件を文字で決めておいてください。設計・金額・期日を確定させるメールと同じメールのなかで、「どの段階まではいくらで取りやめられるか」を書き、先方の同意を文字でもらう。これは請求ではなく、確認です。断られる筋合いのものでもありません。
請負で混同されやすいのは、「設計の承認」と「検収」は別の時点だということです。設計の承認は何を作るべきかを確定させ、検収は作られた物がそれに合っているかを判断します。同じ紙の上に並べておきます。
| 時点 | そこで決まること | そのあと難しくなること |
|---|---|---|
| 1. お問い合わせ | 石の候補、枠のかたちの方向、おおよその期日。何も確定しない。 | とくになし。この段階の変更に費用はかかりません。 |
| 2. 設計の承認 | 作るべき物の中身——寸法、地金、品位、爪の本数と高さ、メレの有無。請負でいう「仕事」の内容がここで決まります。 | ここから先の変更は、やり直しの作業として費用と日数に乗ります。 |
| 3. 注文の受諾 | 契約の成立。当店の利用規約上は、ここから取消しも変更もできない扱いになります。日程もここで合意します。 | 規約上は取消し不可。民法第641条との関係は上の節のとおりで、当店はここで結論を出していません。 |
| 4. 引渡しと検収 | できあがった物が、2で決めた中身に合っているかの判断。 | 外から見て分かる不具合をこの時点で言わずに流すと、あとから主張するのは難しくなります。見えない不具合は別です(民法第637条、知った時から1年)。 |
ここも日本固有で、しかもヨーロッパとは結論が違うところです。日本の通信販売で何が効き、何が効かないのかを、順にはっきり書いておきます。
クーリング・オフは、通信販売には設けられていません。クーリング・オフは訪問販売や電話勧誘販売など、不意打ち的な勧誘のある取引類型のために用意された制度で、ご自分で検索して、ご自分のタイミングで注文する通信販売には、その制度はありません。これは日本でもよく誤解されているところです。
代わりに置かれているのが、特定商取引法第15条の3です。通信販売で商品を買った消費者は、商品の引渡しを受けた日から8日以内であれば、申込みの撤回または契約の解除ができます。ただし同条第1項にはただし書があり、販売業者が「申込みの撤回等についての特約」——いわゆる返品特約——を広告に表示していた場合には、その特約が優先します。
そして特定商取引法第11条は、通信販売の広告に、返品特約を表示することを求めています。表示していれば特約が効き、表示していなければ法定の8日が効く、という組み立てです。
したがって日本では、当店の返品方針そのものが、効力を持つ文書になります。ヨーロッパでは、売り手が何と書いていようと14日間の法定撤回権が土台にあり、売り手の方針はその上に乗ります。日本では土台のほうが、表示された特約によって外れます。同じ一枚の返品方針が、市場によって重みが違うということです。
当店の返品方針に書かれていることを、そのまま写します。これは当店の方針の引き写しであって、法律の助言ではありません。
商品のお届けから14日以内に返品の意思をお知らせいただき、そこからさらに14日以内にご返送いただく、という一般的な定めがあります。
同じ方針のなかに返品の対象外の一覧があり、その筆頭が「特注品・特別注文品(個別対応またはお客様仕様で製作する品物)」です。オーダーの指輪は、ここに入ります。
そして、その同じ方針が、返品対象外の定めのすぐあとで、「上記にかかわらず」と書き出して、欧州連合に発送される商品については14日間の取消権を認めています。
この二箇所は、互いに食い違っています。当店はここでその食い違いを解消しません。オーダーの指輪について「返品はいっさいできません」と断定すれば、それは当店自身の方針が書いていることよりも強い主張になります。当店は、自分の方針が許す範囲を超えた主張を、このページでするつもりはありません。食い違いがあることは当店が認識しており、整理すべきこととして社内に上げています。それまでのあいだ、このページは当店にとって有利なほうの読み方ではなく、慎重なほうの読み方を採ります。
日本の買い手にとって、現時点で確かなのは次の三点です。
通信販売にクーリング・オフはありません。
法定の8日間の返品権は、返品特約が表示されていれば外れます(特定商取引法第15条の3第1項ただし書)。
ですから、注文が受諾される前に、お客様の場合にどうなるのかを文字で確認しておくことが、いちばん確実です。設計・金額・期日を決めるメールと同じメールで、「取りやめる場合はどの段階でいくらか」「仕上がりが設計と違っていた場合はどうするか」の二つを書いてください。
特定商取引法第11条は、通信販売の広告に表示すべき事項を定めています。オーダーのやりとりは広告そのものではありませんが、同じ項目が揃っているかどうかは、見積りの出来を測るよい物差しになります。お手元の見積りに、次が書かれているか確かめてください。
金額。枠の制作費と石の代金が、別々の数字として見えること。合算だけの提示では、どちらを動かせばよいかが判断できません。
送料と、輸入時にかかる税の扱い。どちらが負担するのか。後半の税の節もあわせてご覧ください。
支払の時期と方法。着手金があるのか、完成時に一括か。請負では、報酬は原則として仕事の目的物の引渡しと同時に支払うものとされています(民法第633条)。前払いを求められること自体は珍しくありませんが、それは原則とは違う取り決めだということです。
引渡しの時期。「○週間程度」ではなく、合意した日付として。
返品特約。上に書いたとおり、これが日本では効力を持ちます。
事業者の氏名・住所・連絡先。連絡の取れる窓口であること。
品位の表示。K18なのかK14なのかPt900なのか。これは地金の節で扱います。
なお、特定商取引法第12条は誇大広告等を禁止しています。景品表示法とあわせて、このページが数字をどう扱っているかは、費用の節にまとめました。
選んだ地金は、仕上がった指輪のなかでサファイアがどう見えるかを変えます。これは中立な決定ではありません。地金の色は石の色と干渉し、石を立たせることも、沈ませることもあります。
ブルー、ティール、バイオレットのサファイアに、当店がよく合わせている組み合わせです。冷たい色の地金は石の色との対比を最大にし、青(あるいは緑、あるいは紫)が、ほかの色に引かれずにいちばん鮮やかに読めます。プラチナはホワイトゴールドより比重が大きいので、同じ設計でも使う地金の重量が増えます。K14またはK18のホワイトゴールドでも、見た目は近いところに来ます。
この二つのあいだで、実務上はっきり違うところが一つあります。ホワイトゴールドは、金に白い金属を混ぜた合金です。そのままでは完全な白ではありませんので、通常はロジウムメッキをかけて明るい白を出しています。このメッキは日常の着用で摩耗しますので、何年かおきにかけ直します。めずらしいことでも、品質の問題でもありません。プラチナは中まで白い金属ですので、メッキそのものが要りません。長く着けたときの手入れの中身が、この一点で変わります。地金の色と石の色の対応についてはサファイアの指輪の地金の色の選び方をご覧ください。
温かみと、古典的な雰囲気が出ます。イエローサファイアとの組み合わせでは、地金と石が互いの金色を補強します。濃いロイヤルブルー(歴史的な宝飾品で使われてきた組み合わせです)や、深い紫の石にもよく合います。K14かK18が伝統的な選択です。K18のほうが色が濃く温かく、K14はやや淡く、そのぶん硬いので、毎日着ける指輪に向きます。
ピンクとピーチのサファイアの、自然な相手です。桃色を帯びた地金と温かい石の色が、同じ系統でまとまります。ティールやバイオレットのサファイアに合わせると、温と冷の対比になります。日本ではピンクゴールドという呼び方が一般的で、海外のカタログではローズゴールドと書かれます。同じものです。
設計によっては、地金を混ぜます。石を抱える部分(石枠)をホワイトゴールドかプラチナにして、腕をイエローゴールドやピンクゴールドにする、という作り方です。石には白い金属の対比を与えつつ、腕に温かみや個性を足せます。二種類の地金を接合する作りは工程が増えますので、そのぶん手間がかかります。
この節で扱う数字は、地金の品位だけです。石の重さの話ではありません。英語では金の純度も石の重さもどちらも carat という一語になっていて、同じ文のなかで二つの意味に使われてしまうのですが、日本語ではこの二つはまったく別の語です。石の重さは「カラット」、地金の純度は「品位」で、K18 の K は金(Karat)を指します。ステップ1に出てきた「カラットは重さであって幅ではありません」という話は、石の重さのほうです。混ざることはまずありませんが、英語の資料を併読される方のために書いておきます。
品位とは、合金のなかの金(またはプラチナ)の割合です。割合が変われば、色も、硬さも、変形のしやすさも変わります。日本では K18、K14、Pt900 のように表します。
| 刻印 | 金・プラチナの割合 | 性格 |
|---|---|---|
| K18 | 75パーセント | 色がいちばん濃く、三つのなかではいちばん柔らかい。細い腕や、爪を細く仕上げる設計では、この柔らかさが日常の変形のしやすさに出ます。 |
| K14 | 58.5パーセント | やや淡く、そのぶん硬い。毎日着ける指輪では扱いやすい選択です。 |
| K10 | 41.7パーセント | さらに硬く、さらに淡い。日本には貴金属の品位について法定の一覧がありませんので、K10 が制度上認められていないということはありません。海外のカタログでよく見かける品位で、当店はそこに制限があるかのようには書きません。ただし、あとから国内で修理やサイズ直しをお願いするときに、その工房が同じ品位の地金を扱っているかどうかは、先にお尋ねになる価値があります。 |
| Pt900 / Pt950 | 90 / 95パーセント | K の体系では表しません。純度の高い状態で売られ、金より比重が大きく、メッキなしで白さを保ちます。 |
どれが高くつくかは、設計と地金の重量と作業時間で決まります。品位が高いほど高い、という単純な順序にはなりません。ですからこれは、相場の話ではなく見積りの話です。耐久性と手入れと費用の比較はイエローゴールド・ホワイトゴールド・プラチナの比較で扱っています。
海外から指輪を取り寄せる日本の買い手が、いちばん誤解しやすいところです。
日本には、貴金属に品位の刻印を打つことを義務づける制度がありません。造幣局が品位証明(ホールマーク)の制度を運用していますが、これは任意の制度で、希望して試験に出した品物に証明の極印が打たれる仕組みです。義務ではありませんので、刻印のない品物が不良品だという話ではありませんし、造幣局の極印がないことが欠陥でもありません。
そして、指輪の内側によくある K18、750、Pt900 といった刻印は、製造者による品位の表示です。国家が保証した印ではありません。これはフランスのように国の保証極印(poinçon de garantie)の制度がある国とは立て付けが違いますので、海外で仕上げた指輪に日本やフランスの公的な極印が入っていなくても、それ自体はおかしなことではありません。
実務として確かめておくとよいことは、三つです。
どの刻印が、どこに入りますか。国内で仕上げる場合と海外で仕上げる場合とで、表記のしかたは変わります。「K18」と打つのか「750」と打つのか、製造者の責任表示も入るのか。
品位は、見積りに数字で書かれていますか。「ゴールド」「ホワイトゴールド」だけでは品位が決まりません。K18なのかK14なのか、数字で書かせてください。
造幣局の品位証明を付けますか。任意の制度ですので、付けるか付けないかは選べます。付ける場合は、日数と費用が増えます。
もう一点、アレルギーのある方のために。ホワイトゴールドは合金で、何を混ぜて白くするかは配合によって違います。パラジウム、銀、亜鉛、そしてニッケルが使われることがあります。金属アレルギーをお持ちでしたら、最初のご相談の段階でおっしゃってください。配合は鋳込みの前に決まりますし、ロジウムメッキは解決になりません。メッキは表面の被膜で、被膜は摩耗するからです。
留め方は、指輪の見え方、石の守られ方、そして毎日着けたときの快適さを決めます。婚約指輪でよく選ばれるかたちを並べます。
石だけを、四本または六本の爪で留め、脇石を置かないかたち。ここに挙げるなかでいちばん簡素です。サファイアの色だけで成立させる作りで、カットのよい、色の出ている石に向きます。細くすっきりした腕をホワイトゴールドかプラチナで作るのが、古典的なかたちです。
中石のまわりを小さなダイヤモンドやホワイトサファイアで囲み、枠のように見せる作り。石が大きく見え、輝きが足されます。1.00カラットを下回る中石では、見かけの大きさが足されることがそのまま利点になりますし、色石では、白い取り巻きが石の色との対比を作ります。
中央のサファイアの両脇に石を置くかたち。脇石には、ダイヤモンド、ホワイトサファイア、あるいは色の揃った小ぶりのサファイアが使われます。横方向に幅が出ます。英語圏の商慣行では、この三つの石を「過去・現在・未来」と読む言い方がありますが、それはあくまで英語圏の言い回しで、日本で通じる意味づけではありません。脇石は中石と競わず、支えるものを選んでください。トリリアント(辺の湾曲した三角形)やハーフムーンのダイヤモンドが、古典的な組み合わせです。
ミルグレイン(縁に打つ細かい粒)、透かし、彫り、細かい金属細工で、過去の時代の意匠を参照する作り。クッションカットやエメラルドカットのサファイアによく合い、イエローゴールドで作ると雰囲気が出ます。手数がかかりますので、簡素なソリテールより工程が増えます。費用と日数にどう効くかは、お見積りでご覧ください。そして、この種の作りはあとからのサイズ直しが難しくなることがあります。腕まで彫りが回っている設計では、切って詰めると意匠が途切れるからです。設計の段階で申し出ておく項目です。
石のまわりを地金の縁でぐるりと囲み、全方向から保持するかたち。ここに挙げたなかでは、いちばん守りが厚い留め方です。手をよく使うお仕事の方、医療に携わる方、体を動かす習慣のある方に向きます。すっきりした現代的な見え方にもなります。引き換えに、地金の縁が石の側面から入る光をいくらか遮りますので、爪留めに比べると輝きがわずかに落ちます。ベゼルも、全周を囲む作りではサイズ直しの幅が限られます。
オーバル、ペアシェイプ、マーキースのサファイアを、縦ではなく横向きに置く留め方です。現代的で、見慣れない向きになるぶん印象に残ります。細長い輪郭の石に向き、ティールやパーティーカラー(一石のなかで色が分かれて見える石)では、横向きにすることで色の分かれ方の見え方が変わります。イースト・ウエストは英語圏の取引上の呼び名で、日本語の定訳がありませんので、当店はこの呼び名のまま使い、意味を添えて書いています。
ステップ3とステップ4に書いた地金と留め方についての見方は、当店自身のものです。これは当店がこれらの石を扱ってきたなかでの、当店自身のお勧めです。留め方について指針を公表している鑑別機関はありませんので、どこかの見解をお伝えしているわけではありません。
お近くの工房でも、オンラインの業者でも、当店の手配でも、オーダーの指輪はおおむね次の順で進みます。
ご希望を言葉にしていただくところから始まります。留め方のかたち、地金、参考になる画像、そして枠にかけられるご予算(石の代金とは別に)。よい作り手は、暮らし方についても尋ねます。どれくらい体を動かされるか、手を使うお仕事か、高さを抑えた作りがお好みか、存在感のある作りがお好みか。これらは好みの問題であると同時に、設計上の条件になるからです。
設計の進め方は工房によって違います。CAD(コンピューターによる設計)で起こす場合、作り手は、お客様の石の実測寸法を使って指輪の立体モデルを作り、複数の角度から見たレンダリング画像をお返しします。石の写真を合成して見せる場合もあります。
変更をするのはこの段階です。全体の釣り合い、腕の幅、細工を足すか省くか。そしてこの段階が注文の手前に置かれているのは意図的で、理由は当店の利用規約にあります。規約は、受諾された注文は取消しも変更もできない、としています。画面の上にあるうちに決めてしまってください。そのあとは、地金が動きます。
ここで一つ、実務の助言です。承認したレンダリング画像は、日付とともに手元に保存しておいてください。請負でいう「仕事の内容」は、この画像と、それに添えられた寸法・品位・爪の仕様で決まります。あとで仕上がりと突き合わせるときの基準が、これになります。
承認されたCADの形をワックス(蝋)で出力し、それを石膏で包んで型を作り、溶けた地金(金またはプラチナ)を流し込みます。ロストワックス鋳造と呼ばれる方法です。鋳造のあと、指輪は手で整えられ、磨かれます。
仕上がった枠にサファイアを留めます。工程のなかで、技術的にいちばん危ないところです。石留めの職人は、石のガードル(最大径の縁)の実測寸法に合わせて地金に座を切り、石を据え、爪(またはベゼルの縁)を一本ずつ寄せていきます。石が動かないだけの保持を、石を傷めるほどの力をかけずに作る、という作業です。価値のあるルースのサファイアを留めるのは、専門の仕事です。
できあがった指輪は、石の保持、磨き、左右の揃い、全体の仕上げについて点検されます。手直しがあればここで行います。当店が手配した場合は、お客様にお送りする前に、当店でも現物を確認します。
以下は目安であって、確約ではありません。当店の利用規約は、お届けの時期は見込みであって保証されたものではない、としています。そしてオーダーは、在庫品のご注文より工程が多くなります。ですから当店は、注文をお受けする前にお客様と日程を取り決め、その日程に向けて進めます。下の表は、相場ではなく、見込みを立てるための出発点としてお読みください。
設計の承認から完成まで、おおよそ次のくらいです。
簡素なソリテール、またはベゼル:およそ2〜4週間
メレを使うハロー、またはスリーストーン:およそ3〜5週間
アンティーク調、または細工の込んだ意匠:およそ4〜6週間
多石づかい、または作り込みの深い一点:およそ5〜8週間
この手前に、ご相談と設計の段階が、さらにおよそ1〜2週間加わります。お渡しの期日が決まっている場合は、二つを足して、必要な日から逆算し、そのうえで余裕を取ってください。期日が厳しいようでしたら、最初のメールにそう書いてください。お引き受けできるかどうかを、お決めになる前にお伝えします。あとからではなく、先にです。
そして、日本へのお届けには国際配送と通関の日数が別に乗ります。これは工房の作業とは別の時計で動きますので、上の目安には含まれていません。お渡しの期日が年末年始や大型連休にかかる場合は、最初のご相談でそうお伝えください。日程を組むときに織り込みます。
枠は意匠ごとにお見積りします。費用を動かすものが、意匠ごとに違うからです。
地金——何を使うか、そして設計がどれだけの量を使うか。腕、肩、石枠のそれぞれに重量が乗りますし、プラチナは金より比重が大きいので、同じ形でも重くなります。
石の寸法——大きいサファイアには、それを抱えるだけの石枠と、それを支えるだけの腕が要ります。
メレ(脇石・取り巻きの小石)——ハローや脇石の列は、石そのものに加えて、一石ずつの石留めの手間が加わります。数が効きます。
細工の込み方——ミルグレイン、透かし、彫り、裏側の意匠は、そのまま作業時間です。簡素なソリテールと作り込んだ一点を分けているのは、ほとんどがこの時間です。
鋳造で作るか、手で起こすか——鋳造は型から作ります。手作りは作業台の上で組み上げます。後者は日数も手間も増えます。
ですから、見積りは設計のあとに来ます。設計の前ではありません。思い描いていらっしゃるものをお知らせください。作業に入る前に、石の代金とは別の数字として枠の制作費をお出しします。二つが並んで見えますので、どちらに寄せるかをご自身でお決めいただけます。石と枠を同じご注文で扱いますので、あいだに立つ相手はいません。
このページには、どの通貨でも金額が書かれていません。意図的です。理由を二つの条文に分けて書きます。
第5条第2号——有利誤認表示。取引の条件について、実際のものよりも著しく有利であると一般消費者に誤認される表示は、ここで禁じられています。相場表のかたちで「この意匠ならこのくらい」と並べれば、読む側は当然、そこを基準に高い安いを判断します。ところがその基準は、当店が調べて作ったものではありません。どこかで見た数字を並べただけの表は、実在しない市場調査を背景にしているかのように読ませます。ですから当店は、割合も、倍率も、比較の相手も、金額の幅も書きません。書けるのは、何で決まるかという仕組みの話だけです。
第7条第2項——不実証広告規制、そして15日。消費者庁は、表示の裏づけとなる資料の提出を求めることができ、事業者はこれに対して15日(消費者庁の運用指針による)という短い期間で応じることになります。ここで決定的なのは二つめの要件です。提出する資料は、客観的に実証されているだけでは足りず、表示された内容に対応している必要があります。
枠の制作費の幅について、この要件を満たす資料は存在しません。当店が過去に手配した件の記録はありますが、それは当店が手配した個別の意匠の記録であって、「この種の意匠は一般にいくらである」という表示の裏づけにはなりません。件数も、意匠も、地金も、年も揃っていないからです。書類を持っていることは、その書類が扱っていない主張の裏づけにはならない、ということです。
この二条から、このページの書き方そのものが決まっています。このページに出てくる数字は、すべて同じ文のなかに出どころを書いています。関税率表の項番号、消費税法と地方税法の税率、関税定率法の免税の額、民法と特定商取引法の条番号。数字と出どころが離れていると、15日のあいだに探し直すことになりますし、探して出てこなければ、その数字は最初から書くべきではなかったということになります。
なお、あとに出てくる税の節の金額は、法令が定めた基準額であって、当店が売る物の値段ではありません。石の値段は各商品ページに、枠の制作費はお見積りに書かれます。このページには、そのどちらも載せていません。
ついでに、関連する一点を。日本では処理内容の開示は販売者の義務です。加熱処理の有無は、石の値段にも、枠を決める前の判断にも関わります。当店は一石ごとに商品ページに記載しており、レポートがない石については、ないとそのまま書いています。
ここからは、日本の宝飾の商慣行に沿った話です。英語版には対応する節がありません。
日本のブライダルの売り場では、おおむね三つの言い方が使い分けられています。言葉が店ごとに揺れますので、相手がどの意味で使っているかを最初に確かめる価値があります。
既製——できあがっている指輪を、サイズだけ合わせて買うかたち。石も枠も決まっています。
セミオーダー——用意されている既成の石枠のかたちから選び、地金、品位、腕の幅、脇石の有無といった要素を組み替えるかたち。型が既にありますので、枠を一から起こす場合に比べて工程が減ります。ただし、お手元の石の寸法がその石枠に収まることが前提です。既成の石枠はたいてい、ある重量のラウンドブリリアントのダイヤモンドを基準に寸法が決まっていますので、オーバルやクッションのサファイアがそのまま収まるとは限りません。
フルオーダー——石の実測寸法から枠を起こすかたち。このページが扱っているのは、主にこれです。
もう一つ、リフォーム(作り替え)という道もあります。すでに指輪になっている石を、別の枠に作り替えることです。こちらは石外しから始まります。そして、石を外すと、それまで地金が隠していたものが見えます。爪の下の小さな欠け、擦れ、エメラルドカットの角の傷み。外してみて分かったことと、外したことで生じたことの切り分けは、だれにとっても気の進まない作業です。だからこそ、外す前と外した直後の両方で写真と実測を残しておく価値があります。これは当店の実務上のお勧めであって、どこかの基準に書かれていることではありません。
くり返しになりますが、以下は当店の主張ではありません。お客様が工房に先にお尋ねになるとよい項目です。当店は日本国内の工房で作業をしておらず、どこが何を受けるかを調べた記録も持っていません。答えは工房ごとに違いますし、違っていて当然です。
持ち込み石の石留めを受けていますか。受けている場合、工賃はいくらですか。石の大きさや形で変わりますか。
既成の石枠に留めるのか、実測寸法から枠を起こすのか、どちらになりますか。前者なら、手持ちの石が収まる枠があるかどうかが先に来ます。
石を預ける期間はどれくらいですか。預かり証は出ますか。何が、どの状態で預かられたかが、紙に残りますか。
作業中に石が破損した場合の取り決めは、どうなっていますか。補償の範囲と上限を、作業を始める前に文字で確認できますか。民法第636条の話がそのまま効く場面ですので、ここは丁寧に。
石の実測(寸法と重量)を、預けるときと返すときの両方で記録してもらえますか。記録があれば、あとで照らし合わせられます。
鑑別書は一緒に預けますか、手元に残しますか。どちらにする場合でも、レポート番号は控えておいてください。
あとからサイズ直しができる枠ですか。全周にメレを並べた枠や、ベゼルで石を囲んだ枠は、調整できる範囲が限られます。
爪の本数と高さは、どうなりますか。先の尖った形——エメラルドカット、マーキース、ペアシェイプ——では、角をどう守るかが設計の条件になります。
見積りは「概算」ですか、「確定」ですか。この二つは別のものです。概算のまま進めると、完成してから差額の話になります。
契約の形について、一つだけ。持ち込んだ石は、お客様の所有物のままです。工房に渡すのは、その石を売るためではなく、加工という仕事を頼むためです。民法でいえば請負(第632条以下)にあたり、目的は仕事の完成であって、預けた石の所有権は移りません。
日本と海外では、指輪のサイズの数え方が違います。そして数字だけを伝えると、行き違いの元になります。
日本の号数は、指輪の内周を基準にした体系です。1号ごとに内周がおよそ1.05ミリメートル——内径にしておよそ3分の1ミリメートル——増えます。これは号数という体系の定義そのものから出てくる数字で、どこかの相場ではありません。アメリカ、イギリス、ヨーロッパは、それぞれ別の体系です。ですから「7」という数字は、どの体系で言われたかによって、まったく違う指輪を指します。
このページでいちばん実用的な一文を、はっきり書いておきます。サイズは、裸の数字で伝えないでください。かならず体系の名前を添えてください。「9号」なのか「US 9」なのか。海外の売り手とやりとりする日本の買い手にとって、これがいちばん事故の多いところです。当店にご相談いただく場合も、最初のメールで、号数で決めるのか海外のサイズで決めるのかを揃えておきましょう。迷われる場合は、内周か内径をミリメートルでお知らせいただくのが、いちばん誤解がありません。
採寸についても三つ。一度で決めないでください。指の太さは、季節、時間帯、体調で変わります。何日かに分けて、できれば一日の終わりごろに測ってください。朝の、冷えた指で測った数字は小さく出ます。
そして、設計のほうがサイズに効く場面が二つあります。
腕が太い設計は、同じ号数でもきつく感じます。地金が指に触れている面積が広いからです。幅のある腕をご希望でしたら、採寸の段階でそう伝えて、幅込みで合わせてもらってください。
全周にメレを並べた枠や、彫りが腕まで回っている設計は、あとからのサイズ直しができないか、できても幅が限られます。切って詰めると石の列や意匠が途切れるからです。これは設計の段階の判断です——つまり、注文が受諾される前の話であり、承認したあとでは手遅れになります。将来のサイズ直しを想定される場合は、設計に入る前にお申しつけください。
これも当店の実務上のお勧めであって、どこかの基準に書かれていることではありません。
当店の価格は米ドル表示で、日本の輸入時にかかる税は含みません。ルースの天然石に関税はかかりませんが、消費税と地方消費税があわせて10%課されます。ただし個人使用のための輸入では課税価格が海外小売価格の60%とされ、課税価格が10,000円以下(海外小売価格でおよそ16,666円以下)であれば免税です。課税される場合は、配達時に運送業者へお支払いいただきます。
内訳を、出どころとあわせて書きます。研磨されたルースのサファイアは、関税率表の第71.03項(ダイヤモンド以外の貴石・半貴石)に入り、細分では第7103.91号にあたります。この項の関税は無税です。消費税の10%は、国税の消費税7.8%(消費税法)と地方消費税2.2%(地方税法)の合計です。少額輸入貨物の免税は関税定率法第14条、個人使用の輸入で課税価格を海外小売価格の60%とする扱いは関税定率法施行令によります。なお、この少額免税については2028年4月1日からの廃止が議論されていますが、これは法案の段階であって、確定したものではありません。
このページだけが書ける論点です。上の無税は、ルースの石の話です。貴金属製の指輪として受け取る場合、品物は第71.03項ではなく第71.13項(貴金属製または貴金属を張った身辺用細貨類)に入ります。項が変われば関税の扱いも変わります。当店は第71.13項の税率をこのページに書きません。裏づけとして出せる最新の資料を当店が持っていないからです。税関にご確認ください。
ここから、日本の買い手だけが持つ三つの分かれ道が出てきます。どれが有利かは、当店には申し上げられません——金額が動きますし、動く向きはご注文の内容によって違います。ただ、分かれ道があること自体は、設計に入る前に知っておく価値があります。
ルースを輸入して、日本の工房で留める。輸入されるのは石だけで、第71.03項、関税は無税。枠の工賃は国内の取引になりますので、国内の消費税の話になります。持ち込み石を受ける工房を見つける必要があります。
完成した指輪として輸入する。輸入されるのは指輪で、第71.13項。窓口は一つで済みますが、通関の扱いはルースと同じではありません。
すでに日本にある石を海外に送って、留めてもらって戻す。これは輸出と輸入の二回の手続きになります。加工のために輸出した貨物については関税定率法第11条に減税の定めがありますが、適用されるかどうかはその都度の判断です。輸出の前に税関にご相談ください。手続きをせずに送ってしまうと、戻ってきたときに、もともとご自分の石だった部分まで課税対象として扱われる可能性があります。
いずれの場合も、課税価格の算定や免税の可否は税関の判断です。当店が代わりにお答えできることではありません。
できあがってからの、実務的なことを三つ。
保険。完成した指輪は、石と枠を合わせた再調達価額で掛けてください。宝飾品専門の保険と、火災保険・家財保険の特約という二つの道があり、どちらが使えるかはお住まいの国と契約内容によります。日本でどちらを使う場合も、保険会社に先にお尋ねになるとよいことが二つあります。宝飾品が補償の対象に入るかどうかと、一定額を超える品物について個別の申告(明記)が要るかどうかです。当店は保険会社ごとの取扱いを調べた記録を持っていませんので、ここで一般的な答えは申し上げません。そして評価額は、売り手ではなく、独立した立場の宝石鑑別士から取ってください。保険の中身についてはサファイアの指輪に保険を掛けるをご覧ください。
点検。枠はときどき宝飾店で見てもらってください。石が緩んだ感じがしたとき、指輪をどこかにぶつけたときは、そのたびに。爪は摩耗しますし、緩みます。毎日着ける指輪ではとくにそうです。緩んだ爪を早く見つければ簡単な修理で済みますが、石を落としてからでは済みません。これは当店がこれらの石を扱ってきたなかでの当店自身の助言であって、どこかのレポートに記された注意ではありません。日々の手入れについてはサファイアの婚約指輪のお手入れをご覧ください。
書類。紙は一箇所にまとめて保管してください。石の鑑別書またはレポート(ある場合)、完成した指輪の評価額の書類、そして購入の控え。鑑別書と評価額の書類は、別の書類です。一つのものとして扱わないでください。鑑別書は石の種類と処理の状態、そして鑑別機関が産地について意見を述べていればそれを記載する書類です。評価額の書類は、保険のための金額を出すものです。GIAは自らのレポートに “This report is not a guarantee or valuation.”(このレポートは保証でも評価でもありません)と印字しています。すべての石にレポートが付くわけではありませんし、当店の石でレポートのないものについては、ないとそのまま商品ページに書いています。
日本には書類の分類があり、ここを取り違えると話が噛み合いません。オーダーの場面では、石の書類と、完成した指輪に付いてくる紙が混ざりやすいので、整理しておきます。
日本で鑑定書というとダイヤモンドの4Cグレーディングのことです。色石に付くのは鑑別書で、石種・処理の有無・産地などを記載します。海外ではGIA、国内では中央宝石研究所(CGL)の鑑別書が広く信頼されています。ソーティング(ソ付)は鑑別書ではありません。簡易的な結果を記した紙片であり、正式な書類の代わりにはなりません。
| 書類 | 何を記載するか | 色石に出るか | オーダーの場面での位置づけ |
|---|---|---|---|
| 鑑別書 | 石種、処理の有無、寸法、重量。機関によっては産地についての意見。 | 出ます | 石の書類。留める前に取っておくのが確実です。枠に入ってしまうと、同じ内容の書類を取り直すのは簡単ではありません。 |
| 鑑定書 | ダイヤモンドの4Cグレーディング。 | 出ません | サファイアには発行されません。「サファイアの鑑定書」という言い方は、語の段階で成り立ちません。 |
| ソーティング(ソ付) | 簡易的な所見を記した紙片。 | 出ます | 鑑別書の代わりにはなりません。 |
| GIAレポート | 印字された英語の表題で呼びます(Colored Stone Identification Report など)。 | 出ます | 海外の書類です。国内の鑑別機関が発行する鑑別書とは、発行者が違います。 |
| 評価額の書類 | 保険のための金額。 | —— | 鑑別書とは別の書類で、別の問いに答えます。独立した立場の鑑別士から取ってください。 |
そして、どの書類についても共通することを一つ。鑑別書やレポートは、その機関が観察したことを記載する書類です。確認するのでも、保証するのでもありません。
ルースで買えば、石そのものを見て選べますし、石と枠のあいだで予算をどう割り振るかをご自身で決められます。そして枠は、すでにある枠に石を合わせるのではなく、その石の寸法と色に合わせて設計できます。既成の枠はたいてい、ある重量のラウンドブリリアントのダイヤモンドを基準に寸法が決まっていますので、枠を先に決めるというのは、まだ見ていない石がその寸法に収まることを願うということです。
設計の承認から、簡素なソリテールやベゼルでおよそ2〜4週間、ハローやスリーストーンでおよそ3〜5週間、アンティーク調や細工の込んだ意匠でおよそ4〜6週間、多石づかいや作り込みの深い一点でおよそ5〜8週間が目安です。この手前に、ご相談と設計の段階がさらにおよそ1〜2週間加わります。日本へのお届けには国際配送と通関の日数が別に乗ります。これらは目安であって確約ではありません。当店の利用規約は、お届けの時期は見込みであって保証されたものではないとしていますので、当店は注文をお受けする前にお客様と日程を取り決め、その日程に向けて進めます。
価格表はありません。費用は、地金の種類と設計が使う量、石の寸法、メレを使うかどうか、細工にかかる作業時間、そして鋳造で作るか手で起こすかで決まります。意匠が違えば動く要素が違いますので、相場のかたちでお出しできる数字がありません。思い描いていらっしゃる設計をお知らせいただければ、作業に入る前に、石の代金とは別の数字として枠の制作費をお見積りします。
ホワイトゴールドとプラチナは対比がいちばん強く、青がもっとも鮮やかに読めます。イエローゴールドは温かみが出て、古典的な印象になります。ピンクゴールドはピンクやピーチの石の定番で、ティールやバイオレットに対しては温と冷の対比になります。どれが正解かは、その石をどう見せたいかによります。これは当店自身の見方であって、鑑別機関の見解ではありません。留め方や地金について指針を公表している鑑別機関はありません。
はい。当店でルースをお求めいただいた場合、同じご注文のなかで枠の製作を手配しますので、石から完成した指輪まで窓口は一つで済みます。ただし当店は宝飾の工房を自社で持っておらず、枠の製作と石留めは提携する工房に依頼します。当店が受け持つのは、石の提供、設計のやりとり、工程の管理、そして仕上がりの確認です。申込みフォームはなく、カートに入れる別商品もありません。入口はメールで、jewelry@crescentgems.com にご希望をお送りいただければ、設計とお見積りをお返しします。オーダーの指輪はお客様の仕様に合わせて作るものですので、当店の返品方針はこれを返品の対象外としています。
始まりは石です。当店のルース一覧をご覧いただくか、お探しのご希望をお知らせください。候補をお出しします。
石が決まりましたら——あるいは探すところからご相談されたい場合も——jewelry@crescentgems.com までお送りください。思い描いていらっしゃる枠のかたち、枠にかけられるご予算、お渡しの期日。この三つが書かれていると、最初の返信でお出しできることが増えます。何かが注文される前に、設計とお見積りをお返しします。
関連する内容を扱っているページです。個別のガイドのなかには、現在のところ英語のみのものがあります。日本語でのご質問は、いつでもメールでお受けしています。
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ピンキッシュパープルサファイア 1.45ct 【加熱】 スリランカ産 GIA原産地レポート付
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天然オレンジサファイア1.63ct・オーバルカット・GIAレポート付・産地スリランカ(レポート記載)
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天然イエローサファイア 1.44ct 【加熱の痕跡なし】 スリランカ産 ラウンド ミックスカット GIA原産地レポート付 ルース
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1.86ct ツァボライト クッション 天然グロッシュラー・ガーネット|GIAレポート #1242032119
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天然イエローサファイア 1.16ct スリランカ産 エメラルドカット【GIA原産地レポート付】ルース
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天然ピンクサファイア 1.62ct マダガスカル産【GIA原産地レポート付】エメラルドカット ルース
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1.06ct ツァボライト クッション 天然グロッシュラー・ガーネット|GIAレポート #1242032053
CG8459
パープルサファイア 1.20ct 非加熱|スリランカ産|GIA原産地レポート付きルース
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2.05ct 加熱ブルーサファイア|産地:スリランカ(GIAの意見)|ルース・GIA原産地レポート付き
CG8457
1.75ct スリランカ産ブルーサファイアのルース|加熱|GIA原産地レポート付き
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1.65ct 非加熱ルビーのルース|マダガスカル産ルビー・オーバル・GIA原産地レポート付き
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非加熱 イエローサファイア 1.19ct クッションカット|GIAレポート|スリランカ(セイロン)
ブルースターサファイアの価格|1カラットあたりの相場と、当店にある8.09ctの1点
ブルースターサファイアは1カラットあたりいくらか。地色・重量・付帯する書類の三つで価格帯を整理し、現象を格付けする機関が存在しないことも説明します。当店の在庫は8.09ctの1点のみです。
ツァボライトの価格|当店の在庫6点と、グロッシュラー・ガーネットとの違い
ツァボライトはいくらか。当店が現在在庫する6点をすべて示し、重さで値段がどう変わるかを説明します。品質等級表を載せない理由と、大きくて内包物の少ない原石が採れにくい本当の理由もあわせて。
カラーチェンジサファイアの価格|1カラットあたりの相場と、当店にある2点
カラーチェンジサファイアは1カラットあたりいくらか。色と彩度と付帯する書類で価格帯を整理し、カラーチェンジそのものを格付けする機関が存在しないことも説明します。当店の在庫は1.03ctと2.01ctの2点です。
クリソベリル・キャッツアイは婚約指輪に向くか|モース硬度8.5と、留め方とお手入れ
クリソベリルはモース硬度8.5。クォーツ(7)やエメラルド(7.5〜8)より上、コランダム(9)とダイヤモンド(10)より下です。日常的に着ける指輪にとってそれが何を意味するかを、留め方とお手入れとあわせて説明します。
クリソベリル・キャッツアイの価格|1カラットあたりの相場と、当店にある2点
クリソベリル・キャッツアイは1カラットあたりいくらか。大きさと付帯する書類で価格帯を整理し、キャッツアイそのものを格付けする機関が存在しないことも説明します。当店の在庫は2.36ctと4.25ctの2点です。
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