ルースをお選びいただくことで、石もジュエリーのデザインも、ご自身の思いのままにお決めいただけます。
1.13ctの天然パープルピンクサファイア。オーバルミックスカットで、加熱処理が施されています。GIAカラーストーン鑑別及び原産地レポート(レポート番号6247017777)は、色を Purplish Pink(パープリッシュピンク)と記載し、加熱処理を記録し、原産地をベトナムとする見解を示しています。紫みを帯びたピンクは、サファイアの色のなかでそれ自体ひとつの色として扱われます。純粋なピンクより落ち着いた、甘くなりすぎない色です。1.13ct、フェイスアップは7.03 × 5.06mmです。
専門家の見解
アーメド・シャリークによる所見
「ピンクサファイアは、色名の使われ方にもっとも幅が出やすい分野です。ですから自分の目で判断する前に、まずレポートの記載を確かめます。GIAは Purplish Pink と記載し、原産地はベトナムという見解です。私がこの石を気に入っているのは、まさにその紫みの部分で、純粋なピンクよりも落ち着いた表情になります。」
この石について確認できること
この石について、レポートと当店の観察から確認できる点をまとめます。
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色:紫みを帯びたピンク。「ピンクサファイア」として売られる石の多くを占める純粋なピンクやマゼンタより落ち着いた、甘くなりすぎない色です。この色名はGIAによるもので、レポート番号6247017777の記載です。
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重さ:1.13ct。市場の中心である1ct未満の石より大きい重量です。フェイスアップの大きさは7.03 × 5.06mmというミリ寸法でご判断ください。
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処理:加熱処理。コランダムに対して最も古く、最も一般的に行われている処理であり、GIAレポートに明記されています。拡散加熱処理の記載はありません。
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ルーペ観察:10倍ルーペで内包物は確認できません。これは当店による観察結果です。GIAのカラーストーンレポートにはクラリティの格付けが記載されないため、この観察結果を鑑別機関によるものとして示すことはいたしません。
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レポート:色を記載し、原産地をベトナムとする見解を示し、加熱処理を記録したGIAレポート。GIAは原産地を確定事項ではなく専門的な見解として示します。当店もその表現のまま引用しています。
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組み合わせ:鑑別機関が記載した色名、原産地の見解、明示された処理、そして10倍ルーペで内包物が確認できない状態(当店による観察)。ひとつずつを取れば珍しいものではありませんが、ひとつの石の上で揃うことは多くありません。
購入時のご案内
この石について、お決めになる前に確認していただきたい点です。
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複数の光源でご覧ください。白熱灯の下では、ピンクがより前に出て見えます。自然光の下では、紫みがはっきりと感じられます。これは紫みを帯びたピンクのコランダムが光の色温度に対して示す通常の見え方です。カラーチェンジサファイアではなく、GIAレポートにもその記載はありません。
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カラット数だけでなくミリ寸法をご確認ください。寸法は7.03 × 5.06 × 3.82mm。横幅に対する深さの比率は約75.5%にあたります。同じ7.03 × 5.06mmのオーバルとしては重量のある石で、1.13ctという数値から想像されるよりもフェイスアップは控えめです。そのぶん色が深く乗っており、正面から見た色の濃さに寄与しています。お仕立ての際は、石座の深さに余裕のある枠をお選びください。
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レポートに何が書かれているかをご確認ください。色・原産地・処理は、それぞれ別の記載事項です。ひとつだけが載っているレポートもあります。本品のレポートには三つとも記載されています。クラリティの格付けは記載されません。GIAのカラーストーンレポートに格付けの記載はないためです。
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コランダムにおいて加熱は例外ではありません。産地を問わず、市場に出ているサファイアの大半は加熱されています。条件が同じであれば非加熱の石は高く評価されますが、それは別の価格帯の取引です。
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一点物です。この色・重さ・レポートの記載・処理の組み合わせは、同じものをあらためてお取り寄せできません。
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この石の動画をご依頼いただけます。白熱灯や自然光のもと、または別の角度からご覧になりたい場合は、お問い合わせください。この石そのものを撮影した動画を、ご依頼に応じてお送りします。
宝石データ一覧
| 商品番号 |
CG8452 |
| 重量 |
1.13ct |
| 宝石名 |
天然パープルピンクサファイア(コランダム) |
| 形状/カット |
オーバル/オーバルミックスカット |
| 寸法 |
7.03 × 5.06 × 3.82mm(横幅に対する深さの比率は約75.5%) |
| 色 |
紫みを帯びたピンク/GIA記載 Purplish Pink |
| 特殊効果 |
なし(カラーチェンジサファイアではありません) |
| 処理 |
加熱処理(GIAレポートに記載)。拡散加熱処理の記載はありません。 |
| 原産地 |
ベトナム(GIA原産地レポートによる見解) |
| ルーペ観察 |
10倍ルーペで内包物は確認できません(当店による観察。GIAのカラーストーンレポートにクラリティの格付けはありません) |
| 透明度 |
トランスペアレント(透明・当店による観察) |
| 硬度 |
モース硬度9(傷のつきにくさを示すもので、衝撃への強さではありません) |
| ラボレポート |
GIAカラーストーン鑑別及び原産地レポート(レポート番号6247017777) |
この1.13ctパープルピンクサファイアを選ぶ理由
オーバルはデザインに組み込みやすい形です。石座の深さについては、上の「購入時のご案内」をご確認ください。縦に伸びた輪郭は、指の上で落ち着いて収まります。カットはミックスドカット(ブリリアントカットとステップカットを組み合わせたカット)で、カラーストーンの上質なオーバルの多くがこの方法で仕上げられています。この石は輪郭に対して深めに仕上げられており、その深さが色の濃さを支えています。白熱灯の下ではピンクが前に出て見えます。自然光の下では紫みがはっきりと感じられます。これは光源による見え方の違いであり、カラーチェンジではありません。
別名の基準と本品の色
パパラチアサファイア(鑑別の場では「パパラチャ」とも表記されます)と認められるのは、橙ピンク色からピンク橙色までの範囲に限られます。AGL(宝石鑑別団体協議会)が定める宝石名称では、この範囲の色であっても加熱の痕跡が認められるものにはこの別名を用いないこととされています。鉱物種の名称ではなく、条件を満たした石にのみ与えられる呼称です。
本品はこの範囲に入りません。副次的な色みは橙ではなく紫であり、ピンクを挟んで反対側にあたります。また本品は加熱処理を受けており、加熱の痕跡が認められないことという条件も満たしません。色の範囲と加熱の有無、いずれの条件からもこの別名には該当しません。GIAはレポート番号6247017777で色を Purplish Pink と記載しており、当店もその通りにご紹介しています。パープルピンクは、それ自体で成り立つひとつの色です。
あわせて明確にしておきます。ピンクやオレンジがかったコランダムでは、ベリリウム拡散加熱処理の有無が必ず問われます。GIAのレポートに記載されている処理は加熱処理のみで、拡散加熱処理(ベリリウム拡散加熱処理)は記載されていません。
この石の強み
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色・原産地・処理が一枚のレポートに
色は Purplish Pink、原産地はベトナムというGIAの見解、そして加熱処理の記載。すべてレポート番号6247017777に載っています。
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それ自体で成り立つ色
紫みを帯びたピンク。このカテゴリーを占める純粋なピンクより落ち着いて見えます。
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加熱の記載あり、拡散加熱処理の記載なし
ピンク系・オレンジ系のコランダムで最も多く問われる点について、レポートの記載をそのままお伝えできます。
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用途を選ばない形
リング、ペンダント、一点物を軸にしたオーダーメイドのいずれにも向きます。
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日常づかいに耐える硬さ
モース硬度9。日常的に身につけても、輝きを鈍らせる細かな擦り傷がつきにくい硬さです。モース硬度は傷のつきにくさを示すもので、衝撃への強さではありません。
仕様
- 商品番号:CG8452
- 重量:1.13ct
- 宝石名:天然パープルピンクサファイア(コランダム)
- 形状:オーバル
- カット:オーバルミックスカット
- 寸法:7.03 × 5.06 × 3.82mm
- 色:紫みを帯びたピンク/GIA記載 Purplish Pink(レポート番号6247017777)
- 原産地:ベトナム/GIAレポート番号6247017777に記載された見解
- 処理:加熱処理(GIAレポート番号6247017777に記載)。拡散加熱処理の記載はありません
- 特殊効果:なし(カラーチェンジサファイアではありません)
- 透明度:トランスペアレント(透明・当店による観察)
- ルーペ観察:10倍ルーペで内包物は確認できません(当店による観察。GIAのカラーストーンレポートにクラリティの格付けはありません)
- 硬度:モース硬度9
- ラボレポート:GIAカラーストーン鑑別及び原産地レポート(レポート番号6247017777)
- 誕生石:9月
ベトナム産という産地について
GIAは原産地をベトナムとする見解を示しています。ベトナム北部、ルクイエン(Luc Yen)を中心とする地域は、1990年代から国際市場にルビーとピンクサファイアを供給してきました。この地域のコランダムは大理石を母岩とする非玄武岩起源に分類されます。
なお、原産地の判定は証明書のようなものではありません。内包物、分光分析、化学組成といった手がかりを積み重ねた鑑定意見であり、GIAもそのように記載しています。当店はその記載のまま引用し、強めて伝えることはいたしません。
この1.13ctパープルピンクサファイアに適した用途
- センターストーンとしてのエンゲージリング、カラーストーンリング
- 光を正面から受ける一粒のペンダント
- 一点物を軸にしたオーダーメイドのジュエリー
- レポートとともに、ルースのまま保管するコレクション
一点物です
このサファイアは一点限りです。ご売約ののち、まったく同じものはご用意できません。重さ・色・プロポーション・レポートの記載内容は、石ごとに異なります。
サファイアのお手入れ
加熱されたサファイアは一般に安定しており、日常のお手入れで特別な配慮を必要とするものではありません。以下は、枠に留めた宝石に共通するお手入れの目安です。
- ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かし、柔らかいブラシで洗ったあと、すすいで柔らかい布で水気を取ってください。
- 単独で保管してください。モース硬度9のこの石は、ほかの宝石や金属を傷つけることがあります。
- 力仕事や激しい運動の前には外してください。
- 超音波洗浄機・スチームクリーナーはお避けください。振動と急激な温度変化は、宝石にとって負担となることがあります。
お届けの内容
- GIAカラーストーン鑑別及び原産地レポート(レポート番号6247017777)
- 石包み(パーセルペーパー)に納めた本品
このパープルピンクサファイアは、色名の明確さと、レポートに記載された内容の充実によって選びました。色・原産地の見解・処理が、一枚のGIAレポートに揃っています。