ルースをお選びいただくことで、石もジュエリーのデザインも、ご自身の思いのままにお決めいただけます。
天然グリーンサファイア1.18ctのルースです。エメラルドカット、非加熱の石で、GIAレポート番号2245017787が付属します。色は青みを帯びた緑。彩度は中程度で、いわゆるティールと呼ばれる色調にあたります。レポートには、加熱の痕跡が認められない旨と、産地が東アフリカである旨が記載されています。GIAは産地について、観察と分析データに基づく専門家としての見解であり、断定ではないとしています。
専門家の見解
アーメド・シャリークによる評価
「エメラルドカットは何も隠してくれません。面積の大きなファセットが石の内部をそのまま見せますから、インクルージョンがあれば隠れる場所がないのです。だからこそ、このカットを選べるのは、透明度の高い素材だけです。この石はそれに応えていますし、GIAレポートにも加熱の痕跡は認められていません。」
希少性について
グリーンサファイア自体は流通しています。珍しいのは、青みを帯びた色調と、そのほかの条件がひとつの石に揃っていることです。
- 色:青みを帯びた緑で、彩度は中程度。色は石全体に均一で、部分的な色の偏りはありません。純粋な緑のグリーンサファイアのほうが一般的で、この青みが色調の個性になっています。婚約指輪の色石として近年とくに人気の高い色合いです。
- 処理:GIAレポートには、加熱の痕跡は認められないと記載されています。加熱はサファイアの処理として最も一般的で、安定したものですが、それを受けていない石はやはり限られます。
- カット:ステップカット。外周に平行なファセットが階段状に連なり、テーブル面が広く、石の内部までよく見えます。何も覆い隠さないぶん、素材の透明度が問われるカットです。
- インクルージョン:10倍ルーペで確認できるインクルージョンはありません。ただしこれは当店の所見です。GIAのカラーストーンのレポートにクラリティグレードは記載されないためです。
- レポート:GIAレポート(番号2245017787)が記載しているのは、石の同定、重量、寸法、加熱の有無、そして産地です。クラリティグレードの記載はありませんが、産地は東アフリカと記載されており、GIAはこれを観察と分析データに基づく専門家としての見解として示しています。範囲は限られますが、照会して確認できる書類です。
- 組み合わせ:GIAレポートに加熱の痕跡が認められない旨の記載、当店の所見によるルーペクリーン、青みを帯びた緑、そして何も隠さないカット。この四つが揃う石は、一つひとつの条件から想像するより少ないものです。
購入時のご案内
この石をご検討いただくにあたって、実際にご確認いただきたい点をまとめます。
- 二つの光源でご覧ください:青緑系の色調は、自然光と室内照明とで印象の変化が他の色より大きく出ます。青と緑のバランスが、どちらの光でもお好みに合うかをお確かめください。
- レポートが何を対象としているかをご確認ください:レポート番号の価値は、その中身で決まります。本品のレポートが示しているのは加熱の有無と産地であり、クラリティの評価は含まれません。産地は東アフリカと記載され、GIAはこれを専門家としての見解として示しています。他店でお求めの際も、同じ点をご確認ください。
- このカットには輝きではなく色をご期待ください:ステップカットは、ブリリアントカットのように光を返してきらめかせるカットではありません。面積の大きなファセットが石の色そのものを引き立てる仕上げです。
- 四隅を守る枠をお選びください:サイズは6.01×5.47×3.87mm、エメラルドカット特有の隅切りを備えた石です。日常的にお使いになるリングであれば、四隅に爪をかける枠か覆輪留めが安心です。
- この石の動画のご依頼:お求めになる前に、自然光と室内照明のもとや別の角度からご覧になりたい場合は、お問い合わせください。この石そのものを撮影した動画を、ご依頼に応じてお送りします。
宝石データ一覧
| 商品番号 | CG8449 |
| 重量 | 1.18ct |
| 石種/変種 | コランダム/天然グリーンサファイア |
| 形状/カット | エメラルドカット(ステップカット、隅切り) |
| 寸法 | 6.01×5.47×3.87mm |
| 色 | ブルーグリーン(彩度:中程度) |
| 処理 | 非加熱(GIAレポートに「加熱の痕跡は認められない」旨の記載あり) |
| 産地 | 東アフリカ――GIAレポートに記載(専門家としての見解) |
| インクルージョン | 10倍ルーペで確認できるものなし――当店の所見 |
| 透明度 | 透明(トランスペアレント) |
| 硬度 | 9(モース硬度) |
| 鑑別 | GIA(米国宝石学会)レポート番号2245017787――加熱の有無と産地について |
この1.18ctグリーンサファイアを選ぶ理由
カットと素材が見合っているからです。ステップカットはテーブル面が広く、石の内部までよく見えます。外周に平行な面が色を奥行きごと映し出す一方で、内部にあるものもそのまま見せてしまいます。つまり、透明度の高い素材にしか使えないカットです。この石は当店の所見として10倍ルーペでもインクルージョンが確認できず、GIAレポートにも加熱の痕跡は認められていません。
この石の強み
- 青みを帯びた緑
彩度は中程度で、いわゆるティールと呼ばれる色調にあたります。
- 非加熱
GIAレポートには、加熱の痕跡は認められないと記載されています。
- ルーペで見てもクリーン
10倍ルーペで確認できるインクルージョンはありません。当店の所見ですが、ステップカットが求める水準そのものです。
- 色を見せるカット
階段状のファセットが、表面のきらめきではなく石の色そのものを引き立てます。
- モース硬度9
コランダムはダイヤモンドに次ぐ硬さで、傷がつきにくく、日常づかいに向いています。
仕様
- 商品番号:CG8449
- 重量:1.18ct
- 石種/変種:コランダム/天然グリーンサファイア
- 形状/カット:エメラルドカット(ステップカット、隅切り)
- 寸法:6.01×5.47×3.87mm
- 色:ブルーグリーン(彩度:中程度)
- 処理:非加熱(GIAレポートに「加熱の痕跡は認められない」旨の記載あり)
- 産地:東アフリカ――GIAレポートに記載(専門家としての見解)
- インクルージョン:10倍ルーペで確認できるものなし――当店の所見
- 透明度:透明(トランスペアレント)
- 硬度:9(モース硬度)
- 鑑別:GIA(米国宝石学会)レポート番号2245017787――加熱の有無と産地について
二点、お断りしておきます。上に記したインクルージョンの所見は当店のものであり、GIAの評価ではありません。カラーストーンのレポートには、ダイヤモンドの鑑定書のようなクラリティグレードが記載されないためです。また産地の判断は、どの鑑別機関においても、内包物の様子や微量成分を参照試料と照合して絞り込む作業です。本品についてGIAはこの方法により東アフリカとしており、それを観察と分析データに基づく専門家としての見解として示しています。
グリーンサファイアとエメラルド
深い緑の宝石といえばエメラルドが思い浮かびます。その色と歴史はエメラルドならではのもので、他の石が取って代われるものではありません。そのうえで、この石には別の性質があります。
- 硬度:コランダムであるサファイアはモース硬度9。エメラルドは7.5から8です。
- 硬度が意味すること:モース硬度は傷のつきにくさを示す尺度で、衝撃への強さとは別のものです。
- 内包物:エメラルドには内包物や細かな亀裂が伴うのが通例で、それはエメラルドの特徴であって欠点ではありません。本品は当店の所見として、10倍ルーペでインクルージョンが確認できません。
- 実際のところ:毎日お使いになるリングであれば、サファイアのほうが傷がつきにくく、扱いに気を遣う場面は少なくなります。申し上げられるのはそこまでです。
この1.18ctグリーンサファイアに適した用途
- 婚約指輪(エンゲージリング)の主石――ダイヤモンド以外をお探しの方に
- アールデコ調の枠を生かした一粒リング
- 面積の大きなファセットが映えるペンダント
- 非加熱のカラーストーンを主役にしたオーダーメイドジュエリー
- 青緑の色調を集めていらっしゃる方のコレクションピース
一点物です
天然の宝石であり、同じものは二つとありません。青みを帯びた緑は、青と緑の配分も透明感も石ごとに異なります。ご購入後は、同じものをご用意することも、再現することもできません。
サファイアのお手入れ
- ぬるま湯と中性洗剤、柔らかいブラシでお手入れください。
- 超音波洗浄機とスチーム洗浄機のご使用はお控えください。振動や急激な温度変化は、石に不要な負担をかけます。
- 激しい運動や水仕事、力仕事の前には、ジュエリーをお外しください。
- 他の宝石とは分けて保管してください。
お届けの内容
- GIAレポート番号2245017787
- 石包み(パーセルペーパー)に納めた本品